ライブ!ライブ!ライブ!(後編) ヨシエ、「ライブ」について語る
ライブDVD観ながら書いてます。ヨシエです。ビースティ・ボーイズのライブDVD『撮られっぱなし天国』が地元のTSUTAYAでレンタルできるのよ。いい世の中になったなあ。今回は、ヨシエが語る『ライブ』について。
ライブに何を求めるか、どう楽しむかは人それぞれだと思う。アーティストの演奏や歌、ライブパフォーマンスはもちろんだが、それ以外の要素って結構、重要だよなと思う私。「ライブはステージと観客との真剣勝負」みたいなことを先日のPLATOnで言ってたが、観客もライブを作る重要な要素だ。ライブの模様をライブカメラと、50人の客のハンディカメラで撮影した『撮られっぱなし天国』に映し出される観客の格好良いことと言ったら!誰もがノリまくりで踊り狂っている。お洒落でクールな姉ちゃんや、カメラ目線でポーズ決めてる兄ちゃん、小学生くらいの男の子がB-BOYスタイルの格好で踊ってるのにはびっくりした。ステージに背を向けて音にノってるセキュリティ(警備員)や、廊下で仕事しながらテンション上げてる女性スタッフもいて、誰もが自由にビースティのライブを楽しんでいた。ステージも客もクールで格好良かった。クラブのハコで腕組みして気取ってるような奴なんか目じゃないぜ。コール&レスポンスも、ビースティの3人が「ホワッツ・ザ・タイム?(今何時?)」と呼びかけると、観客が「イッツ・タイム・トゥ・ゲット・イル(暴れる時間)」と返すというもので、これも格好良かった。まさにステージと観客が一体化した瞬間、ライブって観客と作り上げていくものなんだなあ、と感じる瞬間でもある。インディーズロックバンドのライブやDJイベントに行きまくっていた20代前半の頃を思い出す。格好良い観客を見るのもライブの楽しみのひとつだ。しかし、私が28歳の頃にはまっていたミュージシャンのライブは、まるでアイドルのコンサートのような雰囲気を出していた。ミュージシャンの写真の切り抜きを貼り付けた紙袋を持ち歩く中学生の女の子やコスプレ娘がいた。20代くらいの女性も、お洒落して来たぜ!というよりは、おめかししてきたの、という格好。ペンライトを持っていた女の子もいてびっくりした。前列の客席で必死にメイク直ししてる女性もいた。眉毛半分なくなったって向こうは気づきやしないと思うけどさ。曲中に手拍子叩いたりして、ひゃーって感じ。ハンドクラップはありだが、手拍子はなし!この2つは同じ意味を持ちつつも、ニュアンスが全く違う。宴会じゃないんだからさ。せっかくの曲も一気に鈍臭い感じになってしまう。各自勝手に手を叩いて楽しんでるのはいいが、みんなが同じように叩くのが嫌だ。義務的な感じしない?アイドルのコンサートが悪いって言ってんじゃないけど、ミュージシャンのライブなんだから、もうちょっと音を楽しむ方に力入れようぜ、と思う。
PLATOnで男限定40人ライブの話が出ていたが、男限定のライブって行ってみたいと思う私。楽しそうじゃない?やりたい放題なもの多くない?ステージも客も格好つけてないというか。RIP SLYMEの男限定ライブをDVDで観たことあるけど、めっちゃ楽しそうだった。クリスマス・イブに行った、というのもいい。メロウな感じの『BLUE BE-BOP』が、卑猥な替え歌でほとんどピー音で消されていた。天井からダッチワイフ風風船が降ってくるし、男ばかりなので歓声も野太くて低い。より迫力のあるライブになっていた。「キャー」が言えない私としては、男の客と一緒になって「うおー」とか「イエー」とか叫びたい。そういや女限定ライブってあまり聞かないなあ。誰がやるかによるが、女限定より男限定の方が自分のノリに合っているような気がする。
ライブで気になるのが、会場で販売されているグッズ。そこでしか買えないし、記念にもなるし、とは思うが、Tシャツって普段着れないデザインのもの多くない?ライブ会場の名前がぎっしり書かれてたり、でかでかとアーティスト名が書かれてて、何か宣伝してるみたいな。せめてローマ字で書いててほしい。ほんと記念品って感じ。もちろん、格好良い!てデザインのものも見つけるが、ほとんどがデザインより宣伝重視よね。頼むから普段でも着れるもの作ってほしい。あとは微妙な実用品ね。どれだけ好きなミュージシャンでもいらんものはいらん、と割り切る私だが、記念として全品買う人もいたりする。ストラップ作ってるところが多いんじゃないかな。やっぱ使いやすいしね。個人的にはステッカーやキーホルダーが欲しい。インディーズバンドのライブやDJイベントではグッズよりCD販売が多い。非売品のCDが売られていて、しょっちゅう買っていた私。DJノンストップMIX CDなんてもう買わずにいられない。カセットテープを買ったこともあるが、ずーっと家で聴いてたら、しばらくしてテープが伸びて泣きそうになった。メジャーのミュージシャンでも、非売品CDを売ってたりするのだろうか。DJ系は多そうだ。前編でも書いたが、今度行われる電気グルーブのライブでは、ちょうちんが販売予定らしい(嘘だと思うが、電気グルーブに言われると本当のような気がするから怖い)。過去には「元祖スペースインベーダー焼き」なるものが販売されていた。真空パックに入れて今も持ってます、というコアなファンからのメールが番組に届いていたが、実用にならないものも、ここまで来るとむしろ面白い。荷物にならなきゃ、買っちゃうかもしれない。何よりデザインがいいものなら、多少非実用的なものでも欲しいかも。
そういや、ライブを観て「音がはずれていた」とか「歌詞間違えていた」とか「ボーカルの声量が」なんかを事細かくチェックしてる人がいるみたいだが、私はあまり気にしないタイプ。生なんだし別に良いじゃん、と思う。それよりも生ならではの迫力とノリを楽しみたい。まあ、歌詞間違ってても気づかないし私の場合。せっかくのライブなんだから楽しみたいじゃないか。最高のライブパフォーマンスには、その感動を全身で表現するのが礼儀ってもんだろう、ということで、細かいことはあまり気にせず踊るのが私のライブスタイルである。地元のタワレコでの菊池成孔のインストアライブでも軽く踊ってた私。こんな感じだから、クラシック音楽は聴きに行くことは今後もないだろう。しかしあのライブでの菊池さんは格好良かった。アディダスのジャージ姿でサックスを吹く姿に惚れ惚れした私。いつかドレストアップして菊池さんのジャズライブに行ってみたい。
現在求職中なので、職が決まったらまたライブに行きたいヨシエでした。ひさびさにクラブクアトロなどのライブハウスに行ってみたい。クアトロでチボマットのライブを観たが、あれはまじで興奮したなあ。めっちゃ面白かったが、時間も短かったしアンコールもなくてびっくりした。チケット代も外タレ並みの金額だったし。日本人なのにチボマット。不思議な感じだった。では。

